日本人の印象
さて本日は、日本人がタイ人にどう思われているかを書きたいと思います。
タイは大型デパートのイベント等で「Japan Festival」が開催されるほどの親日国です。
しかしタイの人々は、本当に我々日本人を好意的に受け取っているのでしょうか?
ではまず昔 Webで見たタイ人が嫌いな人種ワースト3を発表しましょう。
1位:中国人
2位:韓国人
3位:インド人
あぁ~日本人が入っていなくて良かった…
この結果は結構現実に合っていると思います。
タクシードライバーの話
昔 私はアソークからスラウォン通りのマッサージ店へ行きたくてタクシーを停めました。
タクシーに行き先を告げると運転手は私にこんな質問をしてきました。
BeBe:「スラウォン通りへ行きたいのですが?」
TAXI:「お前は中国人か?」
BeBe:「いえ、日本人です」
TAXI:「OK 乗れ」
「何でそんなこと聞くんだろう?」と思い、片言の英語で運転手に理由を聞いてみました。
それを簡単にまとめるとこんな感じです。
- 私のおなかが出ていたので中国人かと思った(クソッ!)
- その運転手は中国人は絶対に乗せたくないらしい。
- 中国人をある場所まで100THBという約束で乗せたが、道が渋滞していなかったという理由で50THB払ってそいつらは走って逃げた。
- 韓国人も乗せない、やつらはすぐに暴力を振るう。
- インド人も乗せない、やつらは横柄な態度だから。
ちなみにこのタクシー運転手の嫌いな人種ワースト3は「1位:インド人」,「2位:中国人」,「3位:韓国人」でした。
1~3位の順位は違いますが、出てくる人種は一緒ですね。
そしてその運転手に日本人は好きか聞いてみたところ…
「日本人は好き、100THBと約束したら100THB払ってチップもくれるんだもん♪」
んんん… 喜んでいいのか?
タイのお水の女性は、日本人の男性の顔は財布に見えるというのも間違いではないかも?
まぁいいや…
MBKのお土産売り場のママさんの話
こんな意見もありました。
私がよく行くMBKのお土産売り場のママさんです。
彼女は日本に留学していた経験があり、日本語が堪能です。
MBKのフードコートで一緒に食事をした際に、彼女がこんなことを言っていました。
「昔の日本人は好き、でもいまの日本人は嫌い、昔の日本人は細い道ですれ違う際、道を譲ってくれた。でもいまの日本人は道を譲らない、こちらが譲ってもお礼すら言わない人が多い。日本人にジェントルマンはいなくなってしまった」
彼女は"道を譲る・譲らない" の話をしているのでは無く、「相手を思いやる優しさ」,「1歩引く奥ゆかしさ」をいまの日本人は忘れてしまったと言いたかったのです。
8年ほど前に聞いた彼女のこの話はいまだに忘れることは出来ません。
私が見たみっともない日本人
私も同じ日本人として恥ずかしいと思う人を何度も見てきました。
- NANAエンターテーメントで 「貧乏なタイ人、拾え!」と叫びお金を蒔くバカな日本人。
- 屋台で働くおねーさんの腕をつかみ「ねーちゃん1,000THBやるからやらせろ!」と言って連れていこうとするバカな日本人。
2人共酔っ払っていましたが、言い訳になりません。
恐らく「東南アジアの人々を下に見てる思い」が根底にあるのだと思います。
まとめ
私はタイの人々が大好きです。
もちろん観光客を騙そうとする人たちもいるし、日本人と知ってたかろうとする人たちもいます。
でもほんの極僅かな悪い人たちを除いて、タイの人々は「相手を思いやる優しさ」と「1歩引く奥ゆかしさ」という、一昔前の日本人が持っていた心があるような気がします。
このまま両国の良い関係が続くためには、そういった気持ちを忘れてはいけないと思います。
私はバンコク旅行を通じて、タイの人々の良いところ、悪いところを学んできたと同時に、日本人の良いところ、悪いところを学べたような気がします。
ということで本日の記事は終了です。