前書き
随分と更新が滞ってしまいましたね。
言い訳をすると、上顎の歯の根元が化膿してしまい1ヶ月半間痛みと治療に耐えていたので、とてもPCの前に座る気がしなかったのです。
ようやく歯の治療も終わったので、がんばって更新を続けたいと思います。
スマートスピーカーのニュース
私がブログをサボっているうちに、2つほど大きなニュースがありました。
1つ目は、いままでAmazon Echoシリーズは招待制で販売されていましたが、4月から誰でも買えるようになったみたいですね。
私は、1台目Amazon Echo Dot、2台目Amazon Echo(スタンダード)と2台購入しましたが、2台共便利に使わせてもらっています。
2つ目はライバルのGoogle Homeシリーズが、いままで外部スピーカーとの接続が出来ませんでしたが、最近になってBluetoothスピーカーと接続出来るようになったみたいです。
ライバル関係にある2つのスマートスピーカーがドンドン競争して機能アップをしています。
ユーザーとしてはとても喜ばしいニュースです。
私の音楽再生以外の使い方
さて、本日の本題に参りましょう。
Amazon Echoはスマートスピーカーなので、音楽再生以外の機能を持っています。
現在私が音楽再生以外使っているのはこれらの機能です。
- 音声によるタスク登録
- スケジュールの登録と確認
- キッチンで調理時間を計るタイマーとして
- 目覚まし時計代わり
残念ながら私はAmazon Echoを使いこなしてるとは言えませんね。
でも音楽再生はかなり使っているので「Amazon Echoは、私の生活に必要不可欠」と言っても過言ではないと思っています。
では前説が長くなりましたが、本日のテーマである上記1の「音声によるタスク登録」について書きたいと思います。
いままでのタスク登録・確認
いままでのタスク登録&確認は2つの方法を使っていました。
短期の用件はメモとペンでタスク登録&確認
とても原始的な方法です。
リビング,キッチン,ベッドルーム,トイレ,職場に5cm✕5cmのメモとペンを置いて「これをしなきゃいけない」と思った時にメモを取れる環境にしていました。
何箇所もメモを置いているのは、思いついたその時にメモを取らないと忘れてしまうからです。
そして記入したメモは、玄関に置いてあるコルクボードに貼り付けていました。
なぜ玄関に置いたコルクボードに貼り付けるのかというと、外出時のタスク、例えば「買い物メモ」の持ち出しを忘れないためです。
外出時のタスクは、メモを財布に入れていました。
中・長期の用件はスマホへタスク登録&確認
中・長期の用件とは例えば…
- 確定申告用に○月度の経費の集計をする。
- ブログで○○の記事を書く。
- 書類ケース内の整理をする。
- 愛車のオイル交換をする。
私はセラピストなのでこの程度です。
サラリーマンの頃のような質・量のタスク管理は必要ありませんからね。
こういった内容のタスクを、スマホアプリWunderlistに登録をして管理をしていました。
Wunderlistについてはまた改めて記事を書きますが、個人でも組織でも使いやすいタスクアプリで、私は2年ほど使っています。
このように私はいままで、2つの方法でタスク管理をしていました。
でもタスク管理は1つの方法で行わないと「重複」,「漏れ」といった問題が発生します。
「1箇所へ簡単にタスク登録が出来る方法は無いか?」と考えていたところ、Web上にヒントが見つかりました。
それはIFTTTを使う方法です。
音声によるタスク登録
事前準備
いまから紹介する音声によるタスク登録を行うにはこれらの準備が必要です。
Amazon Echoの設定を行うスマホのAlexaアプリ(私はandroidアプリを使用)については設定済みということでお話しますね。
- IFTTTのアカウントを取得する。
- IFTTTにGmailとAlexaアプリのアカウントを登録する。
- Wunderlistのアカウントを取得する。
音声によるタスク登録の大枠の流れ
その方法はザクッと書くとこんな方法です。
- Amazon Echoに「アレクサ」,「買い物リストに「お茶」を登録して」と話しかける。
- Alexaアプリの買い物リストに「お茶」が登録される。
- するとIFTTTのレシピが起動する
- IFTTTに登録してあるGmailアドレスから「お茶」と書かれたメールがWunderlistの登録用アドレス me@wunderlist.comへ送信される。
- Wunderlistの受信箱にタスク「お茶」が登録される。
- 期限を設定したい場合はWnderlistアプリで手入力をする。
※本当はIFTTTやWunderlistの使い方等を説明すれば丁寧なのですが、文字数が増えてしまうので、また別の機会で詳しく説明しますね。
こんな感じです。
上記2〜5までは自動処理です。
この方法だとAmazon Echoの近くにいれば、音声でタスクの登録が出来るのです。
よっていままでメモ紙を置いていた「リビング,キッチン,ベッドルーム,トイレ,職場」の内「リビング,キッチン,ベッドルーム,トイレ」までAmazon Echo2台で網羅出来、メモ紙が必要なくなりました。
但し、トイレは少しだけ大きな声を出す必要がありますが…
Googleアシスタントでタスク登録
さてもう1箇所メモ紙が置いてある場所があります。
それは職場です。
ここは当然Amazon Echoがありませんので、androidスマホを使ってWunderlistを使って登録するしかありません。
でも音声によるタスク登録の便利さを覚えると、どの場面でも音声によるタスク登録をしたくなるものです。
そこで同じような方法で、タスク登録をする方法を見つけました。
それはGoogleアシスタントを使った方法です。
- androidスマホのホームボタンを長押ししGoogle アシスタントを起動。
- 「OK Google」,「リマインダー お茶」と話しかける。
- Googleアプリのリマインダーに「お茶」が登録される。
- するとIFTTTのレシピが起動する
- IFTTTに登録してあるGmailアドレスから「お茶」と書かれたメールがWunderlistの登録用アドレス me@wunderlist.comへ送信される。
- Wunderlistの受信箱にタスク「お茶」が登録される。
- 期限を設定したい場合はWnderlistアプリで手入力をする。
こんな感じになります。
これですべてのタスクをWunderlistに登録出来、タスクの確認をする時はスマホ,タブレット,PC等で行うことが出来るようになりました。
この方法で上記の「重複」,「漏れ」の問題も解決です。
このタスク登録方法の問題点
この方法で1つだけ問題があります。
Wunderlistにタスクを登録してからはタスク完了まですべてWunderlistで管理するために、Alexaアプリの買い物リスト(やることリスト)がドンドン溜まってしまうので、定期的に削除する必要があります。
Amazon Echoに「アレクサ」,「買い物リスト(やることリスト)を教えて」と話しかければ、「買い物リストには2件登録があります。「お茶」「シャンプー」…」といった具合に答えてくれるのですが、Wunderlistに登録したタスクとの相違が出てしまうので、この機能は使えません。
「ではWunderlistじゃなくAlexaアプリでタスク管理をすれば良いのでは?」と思われるかもしれませんが、それだと1つのデバイスしか使用出来なくなってしまいますからね。
まとめ
上記の説明が舌っ足らずで、Amazon Echoの音声を使ったタスク登録の方法の良さが分かりにくいかもしれませんが、私はこの方法で随分と"楽"をすることが出来ました。
スマートデバイスって人間が"楽"をすることで価値を見出すことが出来ると思います。
そういった意味でAmazon Echoは私にとっては立派なスマートデバイスだと思っています。
ということで本日の記事は終了です。